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映画「あやしい彼女」の主題歌は作品とマッチしていて感動

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 本日紹介する作品は、チャンネルNECOで2021年4月3日放送される「あやしい彼女」です。この作品は2016年4月1日に公開されたで、73歳の毒舌おばあちゃんがある日突然20歳の姿に若返ったことで巻き起こるコメディドラマです。
 見どころは主演の多部未華子さんの演技ですが、歌謡曲を熱唱する多部さんは特に見どころです。また、この作品の主題歌を歌っているanderlustの「帰り道」は作品にとてもマッチしており、映画公開当初とてもインパクトがありました。
 このように映画「あやしい彼女」は作品内容が面白いのはもちろんのことですが、楽曲にも魅力があります。そこで今回は楽曲にフォーカスをあてて紹介していきます。

映画「あやしい彼女」の基本情報

 この映画「あやしい彼女」はコメディドラマですが、作品自体どういった魅力があるのか関心があると思います。そこで概要だけ少し説明します。

物語の概要

 女手ひとつで娘を育てあげ、自分の望む人生を送ることができなかった73歳の瀬山カツは、ある日、娘とケンカして家を飛び出します。吸い寄せられるように1軒の写真館にたどり着いたカツは、そこで写真を撮り、店を出ると20歳の姿に戻っていました。かつての美しい姿を取り戻したカツは、髪型や洋服、さらに名前も節子と変え、新しい人生を楽しみはじめます。やがて商店街ののど自慢大会に出場し、昭和歌謡を熱唱して会場中を魅了した彼女に、夢見ていた歌手になるチャンスが舞い込みます。そしてそこから巻き起こる爆笑と感動の物語です。

作品の特徴

 この作品はもともと韓国で2014年に公開された映画です。そして中国、ベトナム、日本でリメイク版が制作されたことによってこの作品は世界的にヒットしました。日本では『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』を手がけた水田伸生さんが監督を努めています。

多部未華子さん。劇中では歌に苦戦?

 多部未華子さんはこの映画の特徴である「見た目は20歳だけど、中身は73歳」という難役を見事に演じています。とてもユニークであり、どこか懐かしさ感じる演技はとても心地よく魅力的でした。しかし、その魅力はどこから出ているのか気になります。
 私は多部さんの演技力ももちろんあると思いますが、さらに選曲された楽曲にもあると思っています。作中で登場する楽曲は昭和歌謡曲が多くあります。中でも坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」や、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてらりきれない」は当初社会現象的にヒットした曲です。こういった楽曲を若い人が表現するのは、当時の印象が今でもはっきりと残っているのでとても難しいと思います。知っている人の印象を損なわず、演技として成立させるこの難しさを見事に演じ切っているところがとても感動します。
 しかし感動する演技の背景にはとてつもない努力があったそうです。多部さんは劇中歌をプロデュースした小林武史さんやボイストレーナーから撮影前の3ヶ月間レッスンを受けていたそうです。専門用語が分からない多部さんは、「歌についていくら練習しても手応えを感じることはできなった」とコメントしています。そして最終的には感情が大事だという結論になり演じ切ったそうです。
 仕上がったピュアな歌声に、共演の要潤さんは「瞬きをすることすら忘れてしまった」と舞台挨拶で告白しています。私は「悲しくてやりきれない」を歌っているシーンでは特に感情がこもっていることを実感できると思います。

主題歌を歌うanderlustにも魅力がある

 これまでは多部未華子さんが劇中歌で魅力を存分に引き出している話でしたが魅力はそれだけでしょうか。映画の魅力の一つとして主題歌もあると思います。CMなので映画のプロモーションを見る際に、映像の印象と主題歌の印象がマッチするとそれだけで関心が高くなると思います。ここではその主題歌についても紹介します。
 映画「あやしい彼女」の楽曲には他にも魅力があります。主題歌「帰り道」はanderlustのデビュー曲になります。anderlustは雑誌『NYLON JAPAN』とソニーミュージック主催のオーディション『JAM』のミュージックパフォーマンス部門でNYLON賞を受賞した越野アンナと、これまで主にサポートやアレンジの仕事をしてきた西塚真吾による男女ユニットです。越野アンナさんは「あやしい彼女」で銀幕デビューもしています。

越野アンナの魅力

 ライトな音楽リスナーは、楽曲を聞くに至るまでの初期段階として、まず見た目から入るそうです。雑誌などでも文章力や編集力、情報量で伝えたくても、シンプルに<可愛いもの>や<かっこいいもの>にかなわないということです。やはり第1印象というのは重要なようです。そういった観点からも越野アンナさんは非常に魅力的だそうです。
 しかしそれだけではありません。越野アンナさんは小さいころからピアノを習い「よく耳にする曲のメロディーやコードを勝手に変えて遊んでいた」という好奇心の強いタイプだそうです。そのためか、ステージ上ではひと際明るく、パワフルな印象を残しました。
 また、監督の水田伸生は「映画がクランクインして間もないころ、出番もない撮影に見学に現れ、その日の最終カットまで一度も座ることなく瞳をキラキラさせながら撮影を見ていて、その謙虚な姿勢と強靭な集中力に脱帽しました」と語っています。キュートな第1印象で好感を持ちながら、謙虚な姿勢で取り組む姿には誰しもが好印象を持つと思います。

楽曲が持つ普遍性

 これまでは越野アンナさんの魅力について記してきましたが、その他にもanderlustには魅力があります。
 小林武史さん曰く、多くの人に聞かれる音楽であるために必要な条件がるそうです。それは「メロディーの琴線、物語のフック、その時々の時代に感じる新しさなど、」ひっかかる要素が必要で、それはいつの時代も同じだということです。主題歌「帰り道」にはその「ひっかる要素」がいくつも含まれているそうです。
 私は若いユニットが歌う楽曲なのに歌詞であったり、アレンジに心地よさを感じ、映画の映像とマッチしているところにとても感動しました。それは曲が演出する普遍性なのかもしれません。

まとめ

 さて今回は2021年4月3日にチャンネルNECOで放送される「あやしい彼女」を紹介しました。この作品の魅力に

  • 努力の結果見事劇中歌を歌い切った多部未華子さん
  • 様々なひっかかる要素が含まれているanderlustの主題歌

という要素があると思います。
 ヒットした韓国映画でもありますので、面白いことは間違いありません。しかしこういった楽曲の面からも楽しめると思います。一度見た方は改めて楽しめると思いますし、初めて見る方もぜひこういった視点で楽しんでいただきたいと思います。

映画・チャンネルNECO
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