「バッテリー」アニメは中学生くらいの子供をもつ親に見てほしい

　この記事を見に来ていただいてありがとうございます。今回紹介するのは2020年8月16日にアニマックスで放送される「バッテリー」を紹介します。この作品は思春期の少年が少しずつ大人になっていく過程を描いた作品です。キャラクターの設定が野球少年ということもあり熱血野球漫画的な期待をしてしまいますが、この作品は違います。むしろ野球要素は少なく、思春期の少年が部活を通して何を感じているか描いています。

アニメ「バッテリー」アニマックスで放送!!
アニマックスのご視聴方法はこちら

年頃の中学生とコミュニケーションをとることは大事
思春期の子供をもつ親にこそ見てほしい
「バッテリー」作品の概要
様々なメディアで登場している「バッテリー」

年頃の中学生とコミュニケーションをとることは大事

　小学生から中学生になると対人関係が広がり、今までと物の見方が変わり、いろいろなことに気づき始めます。感受性や気分の高揚、不安や動揺などがみられる場合もあります。
　親は「反抗するようになったな」と大変な時期を迎える分けですが、子供にとっても大変な時期になります。このような時期は親子のコミュニケーションもどうとれば良いか悩むと思います。自分の子供が今どんな気持ちでいるのか理解するのは簡単ではありません。そのようなときこの作品を見ると子供の気持ちを理解するための参考になると思います。

思春期の子供をもつ親にこそ見てほしい

　この作品は思春期の少年たちの「なぜか分からないけどむかつく、モヤモヤする」といった気持ちが軸です。今思春期のお子さんをお持ちの親御さんであれば子供の気持ちを考えてあげる参考になると思います。また、これから親になる人であれば思春期の子供を育ているには根気よく、気長に待つことも必要と実感すると思います。ただアニメを見ていると、見ている側は相当やきもきすると思います。

アニメ「バッテリー」アニマックスで放送!!
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「バッテリー」作品の概要

　この作品は小説が原作です。あさのあつこによる児童文学作品で単行本が全6巻にまとまっており、実は延べ1,000万部を超えるベストセラー小説です。1997年には第35回野間児童文芸賞を受賞しており、後に漫画・アニメ化されました。
　物語は、飛びぬけた才能と傲慢ばまでの自信を持つピッチャー原田巧と、巧とバッテリーを組むキャッチャー永倉豪の1年間を綴った物語です。少年たちの真剣な対峙と美しい背景描写、短いセンテンスでキレのいい文章が魅力です。語りは三人称（女子マネージャーの視点）だが、感情描写の主体が場面ごとに変わり、登場人物それぞれの心理を細かく表現しています。そのためこの作品は語りがキモといっても過言ではありません。