「ノーサイド・ゲーム」はあらすじだけでも熱くなる!!

　こんにちは、この記事を見に来ていただいてありがとうございます。
　今回紹介する作品は2020年8月29日にTBSチャンネル1で一挙放送される「ノーサイド・ゲーム」です。この作品も池井戸潤の小説が原作で紹介するのは4作品目となります。
　池井戸潤の作品といえば経済小説ということで、個人的にとても好きなジャンルです。このジャンルのドラマを見ていると、「会社とはどうあるべきなのか（どうあって欲しいか）」、「会社でどう生きていくべきか（生きがいはどこにあるか）」について甘い理想を想像しながら楽しむのがとても好きです。

　社会人にもなると会社のルールの中で生きていくので、知らないあいだに慣れしまう事もあります。「これがあたりまえ」、「これはどうしようもない」、と知らないうちに思い込んでしまい、習慣化されてしまうこともあります。そういった中で今ドラマをみると「こういった生き方が理想だな」って思う反面、長年、会社に務めてきた経験が邪魔をして「理想とする生き方」に変える行動はできなかったりします。
　ですので私は、池井戸潤の作品は大学生や新人社員にこそ見てほしいと思っています。これから社会で成長していくなかで必要なのは、ぶれない自分自身の哲学です。何を理想とし、理想へ近づくための原動力を身に着ける。マナーやモラルを身に着けたり、資格取得というものはそのための手段ということに気づくと思います。今回の作品も熱い作品です。この作品の魅力をしっかり紹介いたします。

ノーサイド・ゲームはTBSチャンネル1で放送
TBSチャンネル1のご視聴方法はこちら↓

「ノーサイド・ゲーム」について紹介
「ノーサイド・ゲーム」の工夫されたところ
ドラマ「ノーサイド・ゲーム」を楽しむためには

「ノーサイド・ゲーム」について紹介

　この段落では「ノーサイド・ゲーム」とはどのような内容なのかまとめましたので紹介します。まだ「ノーサイド・ゲーム」をご覧になった事が無い方、この機会に見たいと思っているけど迷っている方はぜひ参考にしてください。
　このドラマは企業の中で左遷された主人公とかつては強豪だったものの低迷してしまったラクビー部が再起する物語です。
　今回TBSチャンネル1で放送される「ノーサイド・ゲーム」では、大泉洋と池井戸潤が初めてタッグを組んだ番組です。映画・ドラマ・舞台などで個性的なキャラクターを演じてきた大泉洋が企業小説という新しいジャンルで池井戸潤の作品に挑みます。
　大泉演じる君嶋隼人は、大手自動車メーカーで出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていました。しかし上司に異を唱えたことで左遷され、府中工場に総務部長として赴任を命じられてしまいます。さらに、かつては強豪チームだったものの今は成績不振にあえぐラグビーチームのゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられ、知識も経験もない中、チーム再建という重荷を背負うことになります。左遷された男は、低迷するラグビー部とともに再起することができるのでしょうか？
　このあらすじの中に熱い人間関係、企業のモラル、そして社会に生きるサラリーマンの生き様が表現されています。

「ノーサイド・ゲーム」の工夫されたところ

　ドラマ「ノーサイド・ゲーム」は物語をさらに楽しませるために様座な工夫がこらされています。この味付けが一つの物語に説得力をつけ、深い表現になりドラマが盛り上がっていると思います。ここでは、どのように工夫されてドラマが成り立ったのか紹介します。
　このドラマは作品を盛り上げるために自治体や地元の団体と一体で作られているところが特徴です。
　ドラマの構成において東京都府中市は市民からエキストラを募集するなどドラマを盛り上げる取り組みを進めていました。同市を本拠地とするジャパンラグビートップリーグ・東芝ブレイブルーパスのラグビーグラウンドが、アストロズの練習場に選ばれたほか、府中駅周辺で、市民に親しまれているケヤキ並木も撮影で使用され、各場面で登場しています。
　また、プラチナリーグの試合会場となるトキワスタジアムとして、熊谷ラグビー場がロケ地に使われています。他にも「アストロズ」のメンバーを演じる役者は友部役のコージ（アメリカンフットボール経験者）を除き、全員ラグビー経験者で構成されています。そのため試合のシーンではとても迫力のある映像が楽しめます。
　また、放映時期が日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の開幕直前（最終回放送の5日後の9月20日に開幕）だったこともあり、本作が同大会を盛り上げるのに寄与したとの言及もあります(東洋経済)。