こんにちは、カオスお父さんです。
今日はチャンネルNECOで2021年4月5日に放送される「東京喰種【S】」を紹介します。この作品は漫画がとても人気があることは知っていましたが、実際見る機会がなく今日に至っています。関心が強くなったのは、Youtuberのポケットウィズさんがプロのピアニストに東京都庁のピアノでアニメ版『東京喰種』の主題歌「unrabel」を弾いてもらう企画を見たからです。私の場合ですが、第1印象で映像と音楽がマッチすると一気に関心度が高くなります。
東京喰種【S】の原作について
冒頭に書いたとおり私が「東京喰種【S】」に興味をもったきっかけは、アニメ版『東京喰種』の主題歌「unrabel」を聞いたことがきっかけです。この曲は、始まりは切ない感じがしますが徐々に盛り上がって、終わりには力強さすら感じます。
そんな「東京喰種」の原作は全世界累計発行部数3,700万部を誇る人気コミックスです。人を喰らう怪人”喰種(グール)”がのさばる東京を舞台に、ある事件をきっかけに人間と喰種のハーフになってしまった主人公・金木研(カネキ・ケン)と、喫茶店「あんていく」に集う喰種たちの葛藤、さらに喰種と人間の対立・共存を描いた作品です。
「東京喰種【S】」はその原作の中でも最も人気が高い<月山編>を映画化しています。
月山とは、喰種の中でも”美食家(グルメ)”と呼ばれ史上最悪の存在です。そんな彼が金木の不思議な香りに魅せられ、彼を喰したいと求めます。金木VS月山というそれぞれの『正義』がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた戦いが、この作品の見どころとなります
『月山習』という役に見事はまった松田翔太
今回映画「東京喰種【S】」では原作の月山編が映画化された訳ですが、俳優陣の見事なはまりっぷりも見どころだと思います。
主人公の金木研役の窪田正孝さんは、前作からの続投ですが人間から喰種の能力を開花させてしまうという難しい役どころを見事に演じています。さらに本作で初登場する月山習役を松田翔太さんが演じています。
月山習は怪奇的、猟奇的に様々な人間をいかに美味しくいただくかということに執着します。月山が登場する特徴的なシーンにハンカチについた金木の血を嗅ぐシーンがあります。松田さんは決して下品にならず、純粋に狂気が際立つ演技をしています。
松田さんがもつエレガントなビジュアルと身のこなしを強調し、ただ生きるためだけに人肉を食べている喰種とは違う自分の世界観をもった”美食家”として静かな狂気を見せています。見ている側も人肉を食べていると分かっているのに、それでも美味しそうに見えてしまう表情の演技は必見です。
山本舞香の『トーカ』役もピッタリハマっている
前作でトーカ役を演じた清水富美加さんが降板したため、その代役として起用されたのが山本舞香さんです。前作からヒロインが変わったということで違和感を持つかもしれませんがそのようなことはなく、むしろ山本舞香さんのもつ鋭い眼光とハスキーな声はとても役にはまっています。
また、パッと見は華奢な彼女だが、空手経験者らしい体幹のしっかりしたアクションを繰り広げ、あわよくば主人公よりも主人公らしい活躍を見せます。実写化で一番重要なキャストの再限度に関して文句なしでクリアできています。赤い羽根を身に纏うCGの美しさは画的にかなりお勧めです。
まとめ
今回はチャンネルNECOで2021年4月5日に放送される映画「東京喰種【S】」を紹介しました。この映画の見どころは以下の3点だと思います。
- 原作でももっとも人気の高い“月山編“を実写化
- 『月山習』役に見事はまった松田翔太の演技
- ヒロイン『トーカ』役も文句なしでハマる山本舞香の演技
ぜひこのポイントを参考に楽しんでいただきたいと思います。
なお、この映画は「映倫R15+」です。グロテスクな表現が含まれた映画ですので、苦手な方は見送ってもいいかもしれません。
【2021年6月22日追記】
私一押しのV Tuber「燦鳥ノム」さんが「unlavel」を歌っている動画を発見しました。
美しいCGと力強く歌っているノムさんが見どころです。オリジナルも見つけたので、ぜひ見比べて下さい。
こちらがオリジナルのTK from 凛として時雨さんの動画です。結構違いますww
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