こんにちは、この記事を見に来ていただいてありがとうございます。今日は2021年4月5日からテレ朝チャンネル1でレギュラー放送される仮面ライダーゼロワンを紹介したいと思います。仮面ライダーゼロワンは2019年9月から2020年8月まで地上波で放送された仮面ライダーです。令和最初の仮面ライダーとなるゼロワンは人工知能(AI)がテーマであり、いかにも新時代らしい仮面ライダーとなりました。
仮面ライダーゼロワンは個人的にも好きです。平成ライダーはイケメン感満載でシリアスな感じが強く表現されていた印象があります。ゼロワンにもシリアスシーンはありますが緩い時とシリアスな時のメリハリがはっきりしていて見やすいと感じます。そんな仮面ライダーゼロワンをこの機会に改めて紹介したいと思います。
タイトル『ゼロワン』に込められた意味
令和最初の仮面ライダーのタイトルとして『ゼロワン』が登場しました。この『ゼロワン』というタイトルには幾つかの意味が含まれていることをご存じですか?「令和→01(レイワン)」ということは皆さんも想像したかもしれません。しかし他にも「0と1が羅列しているデジタル世界で活躍する仮面ライダー」、「企業ナンバー1の社長が仮面ライダー」と設定を振り返ってみると納得する意味が含まれています。
「令和→01(レイワン)」ということは皆さんも想像したかもしれません。しかし他にも「0と1が羅列しているデジタル世界で活躍する仮面ライダー」、「企業ナンバー1の社長が仮面ライダー」と設定を振り返ってみると納得する意味が含まれています。
もともと『ゼロワン』は新元号が発表される前にキャラクターデザインなどが完成していたそうです。新元号が発表される前はこの作品のコンセプトである「社長」、「AI」を取り入れいましたが、発表されたあとにスタッフの一人が「レイワン」といったことから採用されたそうです。
『ゼロワン』は親子2世代で楽しむための熱い思いが込められたドラマ
仮面ライダーゼロワンのコンセプトは「社長」、「AI」ですが、このコンセプトと仮面ライダーがどうつながるのでしょうか。一見なにも関連性がないように見えますがちゃんと舞台がありました。また、そこには親子で楽しめるドラマになる要素があり、とても熱い思いが込められていました。
仮面ライダーゼロワンはAIの影響を受ける様々な「仕事」の世界を各話の舞台としています。その環境下で生まれる悪と、AI企業の社長となった主人公との人工知能技術をめぐる戦いを描いています。その中で仕事をしていく上で必要な「夢」と「情熱」の素晴らしさを子供たちに訴えていき、親世代には時代に取り残されないようにAIについて勉強してもらうドラマになっています。
そのため、第3話以降は「お仕事編」と位置づけられています。仕事に関してはあらかじめ50話分の職業リストを作成されたそうです。第1クールはAIに人の心がどう伝わるかなど、その回のテーマに合うものが選ばれています。そして「お仕事勝負編」ではヒューマンギアと人間の対決を描く上で、描かれる仕事のバリエーションが幅広いものであり、対決が盛り上がる職業が選ばれています。
AIという近代的なテクノロジーを扱ったSF作品であるが、「人っぽいもの」を作ろうとしているAIは突き詰めれば、「人とは何か?」というところに行き着くため、ちゃんと「人の心」を描くべきという考えに至り、SF作品として人間の心を描くためにAIをギミックとして使い、人間の心とAI搭載人型ロボという軸を融合させ、結果として人間臭い心の話になると思われると脚本の高橋悠也は語っており、プロデューサーの大森敬仁は、職業を絡めていく中で人間の仕事とAIの仕事の違いとして、それに何のメリットがあるのかを「できる」「できない」の部分である種の可愛らしさを含めた発展途上の状態からAIを描くと語っている。
私が令和最初の仮面ライダーゼロワンを紹介したいと思ったのはこのストーリー構成にとても感動したからです。これまでも仮面ライダーは好きでよく見ていました。しかし、「最新テクノロジーと人の心」を描くゼロワンは私が好きな要素がすべて含まれているドラマです。
ちなみに高橋悠也が以前脚本を担当した「仮面ライダー エグゼイド」は、医療というシビアな話の中で無理矢理お笑いをいれて構築していたそうです。しかし、ゼロワンでは喜怒哀楽に溢れた作品となったと語っています。
「ヒューマンギア」という異色のヒロイン「イズ」
ストーリーの構成が熱い思いで構成されているところがこのドラマの醍醐味でしたが、キャラクターとしての見どころはあるのでしょうか。
『仮面ライダー ゼロワン』は様々な仮面ライダーが登場するところが見どころです。そして、その周りを囲むキャラクターがまた重要な役割をはたしているところも見どころになります。お仕事編では登場するヒューマンギア(AI)が話のテーマとして重要な役割を果たします。人間とAIの関係が人間関係の形成を描いているようにも思えるほど重要な役割です。
その中で最も人気が高かったのは鶴嶋乃愛さんが演じたヒューマンギア「イズ」です。人工知能搭載型人型ロボ「ヒューマンギア」という異色のヒロインとして、また主人公の頼れる秘書として存在感を示しました。
イズといえば、ゼロワンが戦っている後ろで取るかわいいアクションや、頼もしくサポートする姿が話題になりました。これは第7話以降からイズにいろんな遊び要素をいれた結果だそうです。本来はただ見守るという、いかにも「秘書」といった設定が、それでは面白くないということで”ラーニングした”ということで様々な演出が加わったそうです。その結果、AIと人間らしい感情というギャップが生まれ人気が出たのではないかと思います。
まとめ
今回は2021年4月5日からテレ朝チャンネル1でレギュラー放送が開始する『仮面ライダーゼロワン』を紹介しました。このドラマを楽しむポイントは以下の3点です。
- コンセプトに「社長」、「AI」が含まれたデジタル社会を舞台に戦っていくドラマ
- 仕事をしていく上で必要な「夢」と「情熱」の素晴らしさを子供たちに訴えていき、親世代には時代に取り残されないようにAIについて勉強してもらうドラマ
- 人気キャラクターのイズちゃんが成長し変化していく様子
このポイントを抑えてみるとオンタイムで放送をご覧になった方も改めて「仮面ライダーゼロワン」をお楽しみいただけるのではないでしょうか。
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