この記事をご覧いただきありがとうございます。今回は2020年9月19日にムービープラスで放送される映画「キングスマン ゴールデン・サークル」の紹介です。この作品はアクション映画「キングスマン」の続編です。1作目である「キングスマン」はとても評価の高い人気作でした。2作目も当然期待できる作品だと思います。
キングスマン/ゴールデン・サークルについて
キングスマン ゴールデン・サークルは世界的ヒットを記録したイギリスのスパイアクション映画「キングスマン」続編です。キングスマンとはイギリスのスパイ機関の名称です。物語の始まりは、キングスマンの拠点が謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃によって壊滅することろから始まります。残されたのは一流のエージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみでした。二人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めますが、英国文化に強い影響を受けたキングスマンとはまるで違う、コテコテのアメリカンなチームのためもめ事の連発です。
主演のエガートンやマーリン役のマーク・ストロングら前作のキャストに加え、ステイツマンのメンバーにチャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリー、謎の組織ゴールデン・サークルのボスにジュリアン・ムーアら豪華キャストが新たに参加しています。さらに、前作で死んだと思われていたコリン・ファース扮するエグジーの師ハリーも再登場します。
現代批評的な面もある!?
この映画の作中で世界最大の麻薬密売組織ゴールデン・サークルのボス・ポピーはテレビ放送を通してアメリカ大統領に麻薬を合法化するように要求します。放送を聞いた麻薬の吸引者たちはパニックを起こしますが、大統領は要求を受け入れる振りをしてゴールデン・サークルと麻薬中毒者たちを一掃し、麻薬戦争を終結させようと考えます。これはアメリカが直面する麻薬戦争と大麻合法化の流れを下敷きにしたストーリー構成になっているように思えます。中毒者は隔離してしまえという単純かつ乱暴な政策も、トランプ政権の壁を作れとの主張にも通じるものがあるかもしれませんね。
古き良き時代のアメリカを再現したようなテーマパークは懐古主義的なアメリカへの皮肉でもあろうし、これを打倒するのがキングスマンと、禁酒法時代に酒の密売で儲けたステイツマンという構図もユニークだと思います。
近未来ガジェットとキレキレのアクション!!
アクションクオリティも1作目に引き続き抜群だと思います。そして今回は、近未来ガジェットで戦うシーンが多くあります。それでいて終盤にキレキレのアクションを展開するあたりはニクいです。他にも、この作品ではエグジーやハリー以上にウイスキーのアクションがカッコいいと思います。西部劇ばりのガンアクションは必見です。ストーリーもわかりやすく、キチンとプロセスを踏んでパピーに迫っていくストーリーは分かりやすいと思います。ただ何度か登場するミンチマシーンはちょっと度が過ぎる気がします。正直トラウマになるレベルです。冒頭と終盤のシーンには注意してほしいもポイントです。
「キングスマン/ゴールデン・サークル」はムービープラスで放送
今回紹介した「キングスマン/ゴールデンサークル」はいかがだったでしょうか?見どころはやはりアクションシーンだと思います。ストーリーは展開が早く、様々なトピックが入り混じっていますのでじっくり見てほしい映画です。ただしミンチマシーンのシーンは気をつけてくださいね。本当にトラウマになると思います。またまさかのシーンもありますのでぜひお楽しみください。
「キングスマン/ゴールデン・サークル」は2020年9月19日にムービープラスで放送されます。ご期待ください。
コメント