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今回紹介するCS番組はこちら「エヴェレスト 神々の山嶺」です。2020年6月に日本映画専門チャンネルで放送されました。
【作品について】
『神々の山嶺』(かみがみのいただき)は、夢枕獏による小説です。『小説すばる』にて1994年7月から1997年6月号まで連載され、1997年8月に集英社により上下巻が刊行されました。のちに角川文庫より一巻本で文庫化(映画化タイトルにあわせ『エヴェレスト 神々の山嶺』に改題)。第11回平成10年度柴田錬三郎賞を受賞しています。
登山家である羽生丈二が、前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む姿を描いています。ストーリーにジョージ・マロリーはエベレストに登頂したのか?という実際の登山界の謎を絡めており、その謎に答えを出していますが、内容はフィクションです。
なお登山者向け雑誌『岳人』(ネイチュアエンタープライズ)では2014年9月号より夢枕による『「神々の山嶺」創作ノート』を連載されました。
また、この小説を原作とした漫画作品が谷口ジロー作画で『ビジネスジャンプ』(集英社)に2000年から2003年まで連載されました。単行本全5巻。この作品は2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞を受賞しています。
【映画について】
この作品は「愛を乞うひと」などを手がけた平山秀幸監督のメガホンにより2016年3月に映画化されました。
「永遠の0」の岡田准一、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛、「そして父になる」の尾野真千子といういずれも実力派のキャストが初共演を果たしています。
ヒマラヤ山脈を望むネパールの首都カトマンズで、山岳カメラマンの深町誠が発見した1台の古いカメラ。そのカメラは、イギリスの登山家ジョージ・マロリーが、1942年6月8日にエベレスト初登頂に成功したのか否かという、登山史上最大の謎を解く可能性を秘めたものでした。
カメラの過去を追う深町は、その過程で、かつて天才クライマーと呼ばれながらも、無謀で他人を顧みないやり方のために孤立した伝説のアルピニスト・羽生丈二と出会います。深町は羽生の過去を調べるうちに、羽生という男の生きざまにいつしか飲み込まれていくというお話です。
【見どころ】
- 山の映像がすばらしい
- エベレスト登頂の過酷さや死と隣り合わせの感じが伝わる
- マロリーのエベレスト初登頂の成否が気になる
- クライマー達の山バカぶりが伝わる
- 山に取りつかれた男たちに翻弄される人々も様々
この他にも甲本雅裕、風間俊介、佐々木蔵之介と個人的には好きな俳優さんが出演しております。4年前に見逃した方も、初めて聞いた方もこの機会に観てみてください。
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